議会報告会開催

 1月12日(土)13:30〜パスレル保谷にて議会報告会を開催しました。
板垣、大友、保谷の三人の代理人になって初めての合同議会報告会、あいにくのお天気でしたが、大勢の方の参加がありました。
昨年から変更になった西東京市のゴミ。有料化について、ゴミの分別について、回収されたプラスティック類の行方はなど、一番の関心はゴミ問題についてでした。
代理人と市民との意見交換はもちろん、市民同士でも活発な意見交換があり、とても有意義な時間が過ごせました。
ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。
<板垣洋子>
私は1年間を振り返り、特に印象的なことを報告しました。
1つは、私の質問から放置状態の小中学校の焼却炉が来年度から計画的に撤去されることについて
小中学校の焼却炉に関しては、1997年にダイオキシンの問題から文科省から使用中止の通達が出される以前より生活者ネットワークはダイオキシンの問題から使用を中止するよう指摘していました。そして昨年度には青嵐中での撤去の際、ダイオキシンによる土壌汚染調査など行い適切な対応をするよう提案していました。私は、実際に小中学校の焼却炉を調査し、パイプの一部に亀裂が生じていたり、本体のさびなども酷く適切な対応が必要だと思いましたので、12月議会で質問しました。
その結果、残っている焼却炉の状況が把握され対応が進められることにつながったことは大きな成果と思っています。
2つ目は、説明責任についてです。
上向台小学校では、児童急増への対応として来年度、校舎増築が行われます。その件については早期に保護者や児童など説明を行い、当事者意見を聞くべきだと提案し続けていましたが、教育長の理解は得られませんでした。しかし、校庭の築山がなくなることを知った子どもたちは、自分たちでノートに署名を集め、市長に「築山を壊さないで欲しい」と言う旨を
働きかける動きをしました。情報公開、説明責任 は、相互理深めるために行うということを 今後も提案し続ける必要性を実感しています。
3つ目は、裏の手(?)について
議会質問に対して、行政側は慎重な答弁が行われます。当然そう簡単には実施にはつながらないのですが、質問の事前準備として調査や行政への聞き取りを行います。その際、丁寧な説明をしてくださるのですが、質問を避けるための説明となっていることもあることに気づきました。言い訳なのか説明なのかを見抜く(しっかりと調査し実態を把握しておくことが前提ですが)ことで、適切な指摘を行い、改善につながることもありえるのだということも経験しました。「しっかりと調査すること、現場を知ること、そこに暮らす市民の目線でいることが、1年間の議会活動を通して私の役割を果すうえで重要なことだと実感しています。今日の報告会では、活発な意見を聞かせていただくことができました、厳しい指摘もありました。課題も山積みですが「誠心誠意、明るくすなおで謙虚に」と決意を新たにできた報告会となりました。