危機回避!?に疑問あり

柳泉園組合はごみの受け入れ継続へ

先月27日の柳泉園組合議会で、小金井市の可燃ごみを来年3月まで受け入れることが報告されました。
25日付で小金井市長から柳泉園組合野崎管理者宛てに3点の条件を付して受け入れ支援の書面での依頼がありました。
3点の条件の1点は、2009年2月に新ごみ処理施設の候補地を決定する。この期日までに決定ができない場合は2009年度以降の広域支援は困難になる。
2点目 2008年4月以降の広域支援の継続は年度ごとの更新で、支援期間は2010年3月まで。
3点目 建設場所の選定は、小金井市新焼却炉施設建設場所選定等市民検討委員会のスケジュールに沿い、2008年3月までに候補地を数か所に絞る。ということです。
そして26日に開催された周辺自治会との臨時協議会では、小金井市長自らも出席され、ごみ受け入れのお願い・説明をされ、参加した周辺自治会の方全員一致で了解が得られたと野崎管理者から報告を受けました。この周辺自治会の協議会は非公開で傍聴もできないことが慣例らしく、全員が了解した決定的な理由は、組合議会で説明を聞いてもわかりませんでした。しかし、一番の被害者になってしまう周辺の方たちが「受け入れる」と言ってくださっていることを柳泉園組合管理者も議会も否定はできないでしょう・・・という論です???
柳泉園組合には情報公開条例もありますが、それよりも「慣例」が勝ることにも???
新ごみ処理施設の候補地が決まりると、「多摩地域ごみ処理広域支援体制実地要綱」の第16条の「協力の必要な事態」の2「事前予測可能事態・施設の定期点検整備または改修工事、更新・新設であらかじめ計画された事態をいう」と書かれていることに当てはまると考えられます。議会でこのことを問いましたが現時点であと2年の約束。これ以上はありません。との答弁。(現市長の任期はいつまで?任期中のことはごみの行き先、受け入れ約束はしたが、その後については???という意味ではないでね???)・・・後味は悪く、不安は拭いきれません。

板垣洋子