第4回定例議会 報告その4

地域防災計画 要援護者の支援プランづくりについて
災害時の要援護者対策についての全体の進捗状況は?
高齢者への対策の進捗状況は?答弁→災害時要援護者の安全対策を構築するため、本年5月、災害時要援護者の登録制度の策定を検討するため、庁内の検討会を立ち上げた。(検討会は、危機管理室をはじめ、関係部署11課が連携)
また、要援護者の現状を踏まえる必要性から、「情報管理部会」「福祉部会」「子ども・地域支援部会」の3つの部会を設置し、個人情報の取扱、要援護者に必要とされる支援体制、地域との連携等について分析・調整を行っている。
対象者が約38000人いる高齢者に対しては、来年度行われる予定の高齢者実態調査活動と連動した「災害時要援護者の登録制度」を計画中です。

具体的な避難支援プランは未定とのことだが、登録制度の周知徹底をすすめるには、より多くの地域ネットワークや地域資源を活用すべきです。
さらに今あるネットワークの強化につながるよう市民とともに連携した効果的、有効的な取り組みをすすめるべきです!

IHI跡地開発に関して
同僚議員からIHI跡地開発に関する質問があった。
8月頃から建築工事を始める予定の医療施設は、2年先の竣工を目指して計画変更。高齢者用共同住宅は規模や事業計画の見直し中。すでに開発中の商業施設は住民説明会を開催し営業時間を23時までと変更したそうです。
周辺道路については、地区計画の区域だけではなく、周辺の節堂する道路の拡幅等の検討をすすめており、用地交渉等も行っている。都市計画道路3・4・24号線は、生産緑地の買い取り等を行い整備作業進行中。

意見→計画の遅れや変更による周辺住民への影響などが想定される場合には、早期の情報提供や説明責任を果たすよう、また同時に周辺の道路交通など安全上の問題に対しては、自治体の責務として、積極的に解消されるよう努めるべきです。

「高齢・子ども・障がい者の視点で災害に強いまちをつくる」ことは生活者ネットの政策。私は、防災関係について、毎回の質問で取り上げてきました。首都直下地震に対する減災対策は喫緊の課題です。昨年度策定されてた地域防災計画の進行管理を、今後も質問の中で行っていきます!

板垣洋子