被爆ピアノコンサート

1月24日(土)市民会館で、市の非核・平和事業として「被爆ピアノコンサート」が行われました。
市民が主体となって設立された「非核平和をすすめる西東京市民の会」との共催で、被爆したピアノの紹介から始まりました。
1945年8月6日 爆心地から1.8キロの地点で被爆しながらも奇跡的に無事だったピアノ・・・広島市内の調律師・矢川光則さんによって2005年に蘇り、それ以来、トラックで運びながら全国で被爆ピアノコンサートが開かれているそうです、この被爆ピアノの演奏者に多くの市民の方が応募され、10組の方が、平和への思いを語り演奏されました。最年少は小学2年生の男の子でした。演奏の前に、それぞれが平和への思いを語り、そして被爆ピアノにむかいます。ピアノからは優しく懐かしいような音色が会場に、心に、響き、素敵な催しとなりました。昨年12月からパレスチナ・ガザ自治区へのイスラエルによる大規模な攻撃が続きました。ガザでは子どもを含め1300人以上の犠牲者を出し、最悪の事態となっています。
私たちに何ができるのか。
目の前の生活に追われるような日々を、大人も子供も過ごさざるを得ない現状は否定できないけれど、だからこそ物事の基本を見失わないように努めなければいけないのでは・・・。健康で幸せな生活をおくる権利、違いを認めあい、多文化共生のまちづくりの実現を目指さなければ!

2月も半ばになりましたが改めて、2009年 9条の年にしたい。
(写真の賀状は、地域での9条の会・参加者の手作り賀状です)

PS:年末にジュリーのCDを初めて購入しました。60歳の還暦に出したCDの9番目の曲「わが窮状」(作詞:沢田研二 作曲:大野克夫)
が聴きたかったから。

板垣洋子