今日は憲法記念日 駅で9条チラシの配布と署名

従軍慰安婦問題に対して国が誠実な対応をするよう国に意見書を提出するための署名活動
従軍慰安婦問題に対して国が誠実な対応をするよう国に意見書を提出するための署名活動
今日は、憲法記念日。生活者ネットは、憲法9条をまもる立場です。田無駅北口とひばりヶ丘南口で、9条おんなの会とともに「憲法9条を世界に発信しよう!」とチラシの配布をし、9条の価値をアピールしました。
朝日新聞の世論調査によると、憲法9条を変えない方が良いが67%(変える方が良いは24%)。憲法9条はこれからの日本の平和や東アジアの安定に、役立つという回答が70%、改憲を求める意見も年々下降傾向との報告です。今年2010年5月18日から、「憲法改正国民投票法」が施行されます。しかし国民投票法に基づき設置された衆参両院の憲法審査会は機能しておらず、国政の改憲論議も停滞状況です。しかし、だからとて安心できる状況にはありません。
戦後65年間、日本が国家の名のもとで人を殺したり、殺されたりしなかったのは 武力行使を禁止している憲法9条が歯止めになっているから。これからも 子どもたちの未来に戦争のない平和な社会を引き継いでいくために、憲法9条「戦争放棄、軍備及び交戦権の否定」を守っていかなければいけません!西東京市は4月12日が平和の日と条例で定められています。今年も非核平和をすすめる西東京市民の会と市が主催で10~12日、平和を考える催しが行われました。12日に行われた戦災体験談では1945年4月12日当日の空襲について、ひどい地獄絵のような状況になっていた田無駅のお話しを私も聞かせていただきました。ここ田無でも戦争による被害を受け、尊い命が奪われてしまいました。。
広島で育った私は、子どもの頃から戦争の悲惨さ、理不尽さを学ぶ機会が多様にありました。改めてその意義を実感しています。戦争は無差別に命を奪ってしまうこと、取り返しのつかないこと、当たり前のことが奪われること・・・戦争を知らない世代の人たちにしっかりと伝えていかなければならないと思っています。子どもたちに、身近なところで、平和について考える機会を持てるよう意識的に進める必要があると考えます。大人の責任として。