都留市の小水力発電所とエコハウス

トランジション・タウン都留を訪ねて その1

7月19日、BDFバスで行くエコツアー「トランジション・タウン都留を訪ねて」に参加しました。
山梨県都留市は山に囲まれた町。2003年、都留市が設置した小水力発電所「元気くん1号」は、市役所敷地駐車場と隣の谷村第一小学校の間を流れる家中川(かちゅうがわ)にありました。水車の近くにいくと水の音と同時に涼しい風。市役所の消費電力の15%が賄われているそうです。次に5月に稼働をはじめた2号機を見学しました。その後、ミュージアム都留で歴史を知るビデオを見、市の職員のかたから説明も聞きました。江戸時代から今に繋がっている歴史の流れを学びました。水利権の問題、発電機の音、市役所への送電に対する電力会社の許可など課題を乗り越えての設置であったことも知りました。ちなみに1号機建設費4300万円のうち国からの補助は約30%、残りは市民公募歳と市の一般財源です。2013年、3号機を設置計画予定だそうです。脱化石燃料をめざす地域づくり!地域の資源を使って発電し、地域で使う。エネルギーの地産地消です。
次に見学したエコハウスは環境省の補助事業として建設されたモデルハウスです。2階建床面積58坪、建設費6200万円。太陽光発電、太陽熱を利用するOMソーラー、薪ストーブ、ダイレクトゲイン、雨水利用、みどりのカーテン、など様々なエコアイテムが盛り込まれています。見学した日も酷暑、山も近く自然豊かな恵まれた環境とは言えさすがにとてもとても暑い日でしたがクーラーを使っていませんでした!。太陽光発電を活用しているにしても、オール電化は電磁波の危険性は避けられず気になりました。そっくり真似はできないにしても、我が自治体でも、取り入れ可能なアイテムを選択できるような情報提供は必要だと思いました。

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