「石神井川を清流に」

5月16日(日)はもう一つ、「目からウロコ」のことがありました。
夕方から生活者ネットワークの事務所で「身近な川の一斉調査」の打ち合わせ会があり、これからの活動を確認しあいました。
「西東京 自然を見つめる会」と「北多摩自然環境連絡会」と「西東京・生活者ネットワーク」では1996年から「身近な川の一斉調査」として石神井川の水質調査を11か所でしています。
(2004年からは全国一斉調査も始まり同時に行っています。)
今回はその段取りの確認と新しい事務局メンバーの選出。
10年以上その役割を担ってくださっていたNさんには本当に頭が下がりますし感謝で一杯です。
ただ「やれて(今後)5年かなあ」と、言ってくれるネットのメンバーMさんにまたびっくり。
10年には及ばずとも5年もとは。1年でも担う人がでにくいPTA活動などからすると、ただただ脱帽です。
きっと10年も15年もコツコツを活動を続けているからこその発言なのでしょうね。「川」の話しとなれば、皆さんとまることを知らず
「三尺流れれば水清しっていうでしょう」
(三尺ってどのくらいだっけ…)
「もうあのへんはアンキョでねぇ」
(アンキョってなんだ…?)
「とにかく水を流さないと」
「広い意味での計画をしないから」
(なるほど…)
「もうあのあたりは川じゃないッて行政がいうのよ。川が短くなって心配〜」
(川じゃないッて…?)
「それにしても30年前の石神井川の氾濫は怖かったわ、あっという間に水があふれて」
(その当たりから川に関心持ったんですね…)川を見続けた諸先輩方の会話にまるで付いて行けない私。
ネットにいても「子どもと女性」のことばかりやってきたからなあと、反省、反省。というわけで(自分にとっての)新しい分野に一歩足を踏み入れるべく6月早朝の定点調査に先輩メンバーと共にいくことになりました。
なんだか新しいことをするって楽しいですね。
ベテランの皆さんからたくさん教わらなくちゃ。
色々な分野で真摯に市民活動している方がいるんだと、ウロコが落ちたり感動した2時間でありました。
帰宅してから広辞苑で「三尺(約一メートル)」と「暗きょ(おおいをした水路」、調べました。

(石田ひろこ)