2015年 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

昨年末の市議会選挙では、新人2人の擁立という厳しい選挙の中、多くの市民のみなさまからのご支持を頂き、2つの議席を確保することができました。
今年は、その2つの議席を有効に活用していけるよう、みなさまの声に耳を傾け、そして声にはならないような小さな声に耳を澄まして活動を進めていきます。

また、今年は戦後70年の年です。国政に目を転じれば、集団的自衛権行使容認を国会にも諮ることなく決めた安倍政権が、年末の選挙により信任を得たとばかりに憲法改正に意欲を示しています。しかし、世論調査では過半数が憲法9条の改正には反対です。

ひろしま、ながさきの被曝から70年、ふくしまから4年。戦争を終わらせるための核利用がまやかしであるように、核の平和利用もまやかしであったことに多くの人々が気付いています。平和のための核利用がまやかしであるのと同様に、平和のための集団的自衛権行使容認もまやかしです。

70年間、戦争で殺されることも、殺すこともしてこなかったからこそ、不十分ながらも民主主義を享受し行使することができました。戦後、地方自治は民主主義の学校と言われてきました。地方政治には、市民がより身近に直接的に関わることができ、そこから民主主義を学ぶことができるからです。
しかし、せっかく身近に関わることができるのに、関わることを避けていては、民主主義は育ちません。また、関わる人を増やすためには情報公開と参加のシステムが必要です。
市民と行政がお互い対話し参加し協働すること、また市民と市民も対話し合意形成していく政治を地域から進めていくことが必要です。生活者ネットは、民主主義を踏みにじる国政の動きを許さず、地域政党であるからこそ、地域から自治を進めていく活動をこれからも続けていきます。