資源物を戸別収集?! パブリックコメントお出しください

2018年12月8日 15時02分 | カテゴリー: お知らせ

資源物(びん・缶、ペットボトル、古紙・古布、金属類、廃食用油、小型家電)の戸別収集についての答申案(中間のまとめ)に基づいて、「資源物戸別収集について(案)」が作成され公表されました。

資源物の戸別収集の最終案を決定するにあたり、市は、市民の意見(パブリックコメント)を募集しています。

この資源物の戸別収集は、西東京市一般廃棄物処理基本計画に検討が位置づけられていたことから、今年5月、7月、10月と3回の「西東京市廃棄物減量等推進審議会」で検討されました。

生活者ネットは、同基本計画に位置づけられていたとはいえ、毎日の生活にかかわる資源物の回収について、市民的な議論が後回しになっていることに、懸念を感じ、今年7月から市民のみなさまにアンケート調査を行ってきました。

同時に、3月の議会から、議会のたびに、今なぜ戸別収集なのかを質してきました。分別意識の向上による排出量の抑制などが期待されることもわかりますが、納得のいった回答は得られたとはいえません。拙速に進めていくことに疑問を感じます。

生活者ネットのアンケート調査の結果をこのサイトに掲載しています。

回数が減っても戸別収集が良いという人は、予想以上に少なく、現行のままでよいというのが77%です。年代がわかった人の中でも高齢の方も現行のままでよいという回答が多い結果です。

市政へのご意見を伺いに地域をまわる際にも、口頭で戸別収集についてどのように思われるかを伺ったところ、その答えの約8割は「今のままでよい」「なぜ変えるのか?」といったものでした。

また、今回のアンケート回答の特徴として、38%(79人)もの人が意見を寄せてくれたことがあげられます。毎日の生活にかかわることだけに関心が高いということでしょう。

生活者ネットによる調査。有効回答207人

「回数が減っても戸別収集が良い」という回答の理由に、紙類が重いことや、決められた通りに出さない(出せない)人がいることをあげる声は確かにありました。

しかし、「ごみ回収に税金をかけるより、福祉などに税金を使って」「希望者だけ戸別収集に」「拠点はコミュニティの場。なくさないで」「決められた通りに出せない人への対応としては、なんらかの支援制度をつくればよい」とさまざまな意見が書かれており、選択項目は無回答でも「手伝いができる人を登録して高齢者やケガ・病気・妊娠中の方のごみ出しをサポートする体制をつくったらどうか。私はお手伝いできます!」という積極的な意見もありました。

戸別収集によって、排出マナーや分別意識が高まり環境に良いというメリットがあるというのも一理ですが、収集車が増えCO2を増やしては環境に良いとは言えません。

西東京市における2016年の家庭廃棄物の排出量は、多摩地区で第3位の少なさです。
このことは、まぜればゴミ、分ければ資源を合言葉に、市民自らがごみを分別することでごみを減らしてきた歴史をもつ西東京市民の努力やごみ担当職員の努力があっての結果だと思います。

原則を戸別収集にするというのではなく、戸別収集を必要とする人に戸別収集を行う方が、税金の使い道として適切であるように思われますが、みなさんはどう思われますか?

ぜひ、みなさんのご意見をパブリックコメントにお寄せください。

締め切りは1月6日です。