どうするの、小金井市のごみ受入れ???

柳泉園議会全員協議会では・・・

 19日、柳泉園議会協議全員協議会が開催されました。議題は多摩地域ごみ処理広域支援および小金井市の状況についてです。12日には周辺自治会との臨時協議会が開催されていますが、昨年2月と変わらない状況なので、今後は小金井のごみを受け入れられないというのが周辺自治会の総意のようです。管理者としては、小金井市の可燃ごみ処理について2009年2月を期日に候補地の決定をすることを要請したうえで4月以降の広域支援は年度更新、期間は2010年3月までということの要請が可能なのか文書で小金井市環境部長に問い合わせるという説明でした。
次の柳泉園議会は今月27日。それまでに小金井市からの文書での回答が必要です。周辺自治会の理解が得られるかどうかも疑問です。
多摩地域において、ごみ処理相互支援協力の必要な事態が発生したときのために「多摩地域ごみ処理広域支援体制実地要綱」があります。柳泉園が2008年3月まで489トンの小金井市の可燃ごみ受入れを行っているのは、この要綱第16条に該当する事態であり、広域支援で処理することとこれまで説明が行われてきました。しかし、全員協議会のなかで、「人道的支援」という野崎氏の発言もあり、小金井市からは2011年までの支援継続及びその後の検討をお願いされているという報告もありました。
広域支援でいう「協力の必要な事態」には施設の新設であらかじめ計画された事態とあり、新焼却施設の候補地が決定すれば、「計画された事態」となり、広域支援の協力が必要な事態にあたるのでは・・・?なし崩し的な受入れが予測されます。
なし崩し的な受入れはできない・小金井市は目に見えるかたちで努力していく・近隣自治体から支援をうけていることの市民周知・・・これら周辺自治会の方たちの声をしっかりと受け止めて小金井市全体で応えていただきたい!西東京市は10月から容器包装プラスチックの分別収集及び資源化の開始により昨年の同時期に比べ不燃ごみの柳泉園への搬入は10.5%減、可燃ごみの搬入量も減少しています。(但し8~10月実績)とはいえ、ごみ減量については更なる努力が必要です。小金井市のごみ問題は人ごとではありません。(市議会議員・板垣洋子)