ひばりが丘団地

良好な住環境のために

ひばりが丘団地建てかえに伴い、市内で3番目の「地区計画案」が提示されました。この案の中には、緑化率、道路の整備、公共的建物の設置などが示されています。

建てかえのエリア内には、現在すでに児童館・学童クラブ、保育施設、福祉作業所など公共性の高い施設があります。今後は、高齢者福祉施設の誘致も計画されており、市民の関心も高いことから、団地自治会はもちろん周辺に住む人々にも説明会を開催することを提案しました。

団地の建てかえに伴い、南側と西側道路が拡幅され、歩道も整備されます。交通量も多く、危険な道路なので、歩道の整備は喜ばしいことですが、広い道路では、自転車の暴走を招くこともあり、歩行者の安全優先のために、自転車の住み分けが必要です。

団地内には井戸があり、東久留米市側では親水公園を建設し井戸を活用しています。西東京市側には3本の井戸が残っていますが、現在この井戸水は、そのまま飲料水として利用されているとのことです。けれども建てかえ後の活用方法は示されていません。

井戸は日常的に汲み上げ続けないと涸れてしまいます。貴重な水資源の保存はもちろん、防災の視点からも、井戸の保全は必要です。その方法として、水辺のある公園で実現して欲しいと要望しました。   

 市議会議員・大友かく子