教育環境の整備を急げ

まちの開発と児童数急増

上向台小学校の現状と
 市内小中学校のこれから

上向台小学校では、児童増加に伴い、2006年度にピロティーに教室を増築し、さらに仮校舎を建設、2008年度には校舎を増築し6〜9教室増やす計画です。

文科省の基準では児童721人以上は運動場面積7200㎡が基準ですが、上向台小の児童数は760人、校庭は5000㎡で文科省の基準を下回っています。現在でも全校生徒が校庭に集合するとスペースに余裕の無い状況。その上、校庭に校舎です。教育委員会は「あくまで設置時の基準であり、想定外の児童数増加」といのことですが、児童への安全や教育環境水準の低下が懸念されます。
向台小学校区では、2010年3月に石川島播磨重工場跡地の開発が終わり、約900世帯の増加が見込まれ、その影響に不安の声も聞こえます。

現在「学校施設の適正規模・適正配置の懇談会」が開催されています。待ったなしでまちの開発が進む今、くれぐれも児童数の将来予測を見誤らないようしっかりとした予測をたて、責任を持って、子どもたちの教育環境の整備も進めるべきと考えます。
また、積極的な情報提供もすすめ、保護者の不安を解消すべきです。

 市議会議員・板垣洋子