大切な人をおくる・・・その前に

講演会に参加して

4月4日、パスレル保谷にて、「大切な人をおくる・・・その日の前に」の講演会を開催しました。
 講演会の案内文
『誰にでもいつか訪れる死、大切な人がその日を迎えた時、新しい旅立ちの支度を自分の手でしてあげたい・・・』
というフレーズに興味をもち、この講演会に参加しました。
 講師の、小林光恵先生のお話は、人間、避けて通ることのできない「死」をテーマに、話は進んでいきました。
 最初は、とまどいを感じましたが、自分なりに「死」というものに正面から向き合い、残されるものの悲しみ、それをきちんと型にして愛する人を送りだす。そんな基本的なことに改めて気付かされました。
 初めてきく「エンゼルケア」と「グリーフケア」の言葉。
 家族の意向を伺い、家族の気持ちに寄り添うケアを考えて対処する。それがエンゼルケアの始まりだそうです。また、グリーフケアとは、喪失の悲嘆にくれている人をケアすることだそうです。
 最近の医療現場では、ほんの少しずつですが、このように家族の意向を取り入れてくれるところもでてきているようです。
 今回の小林先生の講演会は、「大切な人をおくる」ことに関する学習会のプロローグだそうです。今後、連続学習会として予定もあるということですので、機会がありましたら、また参加したいと思いました。                       (A・Y)