石神井水質調査に参加して

6月の環境週間の定められた日に、河川の水を取水して計測します。
西東京で唯一流れが見える川である石神井川は新河岸川水系水環境連絡会というところが結果をまとめて冊子になります。
ネットでは、20数年前から参加しています。
石神井川の市内6ケ所のポイントで取水して、水温や透明度を計り、その水を東久留米市役所で行われる環境展に持ち込みます。
そこでは、自由学園の学生達がボランティアでCOD(科学的酸素要求量)やEC(電気伝導度)などを検査して、流域全体のまとめが翌年出来上がります。

長く関わっていますが、年によって水量の多い時や極端に少なくて取水が困難な時もありました。水質等が大きく変化することはあまりないですが、石神井川は現在、親水公園として整備されつつあるので、水鳥や蝶、亀などの姿が見られるようになっています。願わくは将来、水草やホタルなどが見られると良いなと思っています。
             (環境部会 森井 雅子)