古着のゆくへ・・・古着リサイクルNPOJFSA見学と仕分体験

2010年1月29日 08時55分 | カテゴリー: トピックス

ゆたかな暮らしを支える世界の貧しさを考える

仕分け作業中  シーツも新品も中古もありました
仕分け作業中  シーツも新品も中古もありました
26日、千葉市のNPO法人ファイバーリサイクル連帯協議会に行ってきました。JFSAの活動は、生活クラブ生協を通して知り、現在は田無にある「リユースショップ水緑木地田無店」でも、JFSAに送るために女性の下着類を回収しています。身近なところで回収された古着などのゆくえを実際に確認するチャンス!と、千葉まで行ってきました。
NPOJFSAは、パキスタンのカラチ市のスラム地域にある無料の学校「アルカイールアカデミー」を支援するため、年間90トンの古着を扱い、年3回パキスタンに古着等を送っています。送られた古着等は、パキスタンのアルカイールアカデミーと事業を連携して学校の運営を支えています。日本では、千葉と柏にリサイクルショップがあり、土日にフリーマーケット開催や、年2回ショップの前の公園でチャリティーフリマを開催し地域の人の集う場ともなっているそうです。
私たちが訪ねた千葉海外衣料支援センターでは、国内からの古着を受け、仕分け後、パキスタンに送る古着の梱包と、一部ショップで販売されています。私たちも約1時間、ここで第1次の仕分け作業を体験しました。どんどんスピードアップはするものの、終わりのない作業。さらに仕分けをすることで価値を高めていきますが、本当に手間のかかる作業です。13人で664キロを仕分けしました!また、送られた包を開ける時は、何がどのように入っているのかとと送ってくださったかたの思いや生活が垣間見えるようでした。
職員の入江さんは「古着という素材をテーマにそこから見えてくるものがある」と話されましたが、
いろんな思いを込めてここに、古着が届き、そしてここからまた、いろんなストーリーが始まっています。JFSAにはパキスタンの子どもたちの教育、就労訓練への支援に繋がるシステムがあり、一方的でなく連帯していることの必要性を学びました。
経済的に豊かな国から貧しい国へと中古品が流れ、そこの生活でいかされている。
皮肉にもニュースで江戸川で7歳の子どもが虐待で亡くなった報道がされていました。
子どもたちが将来に希望をもてる社会、「生きること、育つこと、学ぶこと・・・子どものひととしての当たり前のこと=権利が、日本も含め世界中で保障されるよう もういちど 今すべきこと、できることを考えなければいけない。 中古品の向こうも想像してみて・・・アルカイールアカデミー ムザヒル校長先生からのメッセージ(一部紹介します)
考えてみてください
夢を実現させることを願う無邪気な子どもを。
制服を着て 学校へ通うという願い
寒さや暑さから身を守る衣服を得るという願い
寒さや暑さから身を守る衣服を得るという願い。
援助する人はなく 相談にのってくれる人もなく
身を守る場を与えてくれる人もいないが
将来は立派な人物になりたいという願い
未来をよいものとする当てもなく
教育を受けることもない
とても貧しい環境で暮らす
多くの子どもたちがいるということを
いっしょに考えませんか?

板垣洋子