初の救助ヘリ被災状況確認訓練!

イベント的(?)な総合防災訓練に参加

いこいの森公園の「緊急用ヘリポート」、ヘリコプターが離発着できるよう強度も確保されて設計されています
いこいの森公園の「緊急用ヘリポート」、ヘリコプターが離発着できるよう強度も確保されて設計されています
谷戸小学校と隣接する広域避難場所の「いこいの森公園」で行われた総合防災訓練に行ってきました。
今日は、救助ヘリコプターの被災状況確認訓練も実施されました。今年夏に整備された谷戸小学校屋上のヘリサインを活用し、いこいの森の原っぱ広場にある緊急ヘリポート上空を救助ヘリコプターが確認するという訓練で、初めて実施されたと聞きました。既に確認済みかと思っていましたが、そう簡単には行われないことを改めて知りました。
いこいの森公園では、地震体験訓練(起震車による揺れを体験) 、煙体験訓練(火災時の煙の中からの避難要領を習得) 初期消火訓練(訓練用の消火器を使って消火器取扱い訓練) 、応急救護訓練(心肺蘇生法、AED及びけが人の手当て等)、災害用伝言ダイヤル体験訓練等ができるようになっていました。
猛暑の中でしたが、谷戸小学校にもいこいの森公園にも多くの参加者が来られ、体験をされていました。中でもはしご車登場体験訓練は60人限定、人気の体験コーナーのようでした。2人ではしご部分に載り30Mの高さまで伸びていく体験です。実際には広ささえあれば約30Mの高さ10階までは、はしご車での救助が可能ということです。防災訓練最後の救助活動では、車を釣り上げて移動させたり、屋上からの救助活動なども行われていました。
多くの参加者と市と災害協定している団体、近所の自治会、通訳ボランティア、民生委員さん、田無工業高校と保谷高校の生徒さん達のボランティアの協力のもとに、盛りだくさんの内容のおおがかりな防災訓練が終わりました。(皆さまお疲れ様でした)
さて、災害時、正しい情報がきちんと届くのでしょうか・・・会場で配付された情報は、「いこいの森公園の防災機能」、受付で配布された「総合防災訓練」の案内はプログラム。どこで、どのような訓練が行われていたのか、どこに行けばそれがわかるのか、誰にきけばわかるのか・・・参加者に訓練内容がわかりやすく伝わる情報は発信されたのでしょうか?イベント的?
災害時、まず必要なのは「正しい情報」と考えます!避難場所に行ってもわかりにくかったのはとても残念。