「シャンティ国際ボランティア会」の被災地支援活動報告会に参加

2011年8月3日 17時25分 | カテゴリー: トピックス

7月26日(火)に開催された、「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(略称:SVA)」の東日本大震災被災地支援活動報告会に参加しました。

SVAの支援活動は現在、宮城県気仙沼市と岩手県遠野市で行われています。

気仙沼市での支援活動
 SVA は3月14日に三部義道副会長が、16日には事務局次長と緊急救援担当の方が、現地入りして状況の把握と支援活動を開始。4月15日には、気仙沼市本吉町の清涼院境内にコンテナハウスを設置し事務所を構えています。

SVA気仙沼事務所の活動は以下の11項目です。
(1)気仙沼市災害ボランティアセンターの運営支援(気仙沼市の社会福祉協議会と共同し、市災害ボランティアセンターの立ち上げと運営支援を行いました)
(2)避難所巡回(物資配布・ニーズ調査・炊き出し・入浴送迎の調整など)
(3)入浴プロジェクト(温泉施設への送迎)
(4)炊き出し(これまでに約6000食を配食)
(5)行茶(ぎょうちゃ)プロジェクト(傾聴プロジェクト、計62回実施、参加人数は各回20人〜50人)
(6)各イベントの企画調整(足湯のんびりタイム、母の日イベント、子どもの日&青空カフェ)
(7)文具セット配布事業(学用品セット、防災ずきんを配布)
(8)絵本を届けるプロジェクト(気仙沼市内の小学校へ配布)
(9)「協力事業withあそびーばー」開設(「日本冒険遊び場づくり協会(プレイパーク)」、「Youth for 3.11」と協力し、子どもたちのために遊びの場(あそびーばー)を4月26日より開設。来場数は土日:子ども約100人、大人20〜30人/平日や雨天:子ども約20人)
(10)家周りの片づけ・清掃(本吉町の前浜地区を中心に瓦礫の撤去作業、神社の鳥居の片づけを行なった)
(11)コミュニティ支援(今回の被害は甚大で、中長期にわたる支援が予想される。SVAは地元の人々と一緒に復興に向けた活動を行なっていく)

遠野市での支援活動
 SVA岩手事務所の活動は、「移動図書館プロジェクト」です。
6月に、岩手県遠野市に現地事務所を開設し、SVAの得意分野であり、公的な支援が後回しにされがちな図書事業を中心に活動を行なっているとのことです。

 「待ってました!」「今度はいつ来るの?」「あっ、流された本があった!」「生き残ったからやってみるか」等の数々の現場の声を報告され、最後に「本がひとつのツールになってコミュニケーションのきっかけになる」と結ばれたのが大変印象的でした。

 報告を食い入るように聞きながら、もう少し聞きたいと思ったのは、「あそびーばー」のことです。
 本と同じように、子どもには遊び場が必要です。もう少し教えて欲しいと言ったわたしの質問に、SVAの方と報告会にみえていたプレイパークの天野さんが丁寧に答えてくださいました。
 「常設のプレイパークには、全国各地のプレイリーダーが一週間入れ替わりで張り付いている」「各地で『あそびーばー』を作りたいとの声があがっている」とのことでした。少しホッとして胸が熱くなる思いです。

 さまざまな形で拡がりを見せる被災地支援。ひたすらに前向きに活動を続けるSVAに深く感謝します。 (この報告会の次の日、朝日新聞の社会面で「移動図書館で人つなぐ」として、SVAの契約社員として働き「本をきっかけに、ふれあいの場を提供したい」という田中昭博さんの記事と、「人にしてもらったことを忘れずに、他人を助けられる大人に育って欲しい」という母と子の記事が掲載されていました。)

 シェア、SVAともに、被災者支援を具体的に見える形で報告してくださり、素早い被災者支援の活動報告を西東京市民のみなさんにお伝えできることを嬉しく思います。

<報告:市議会議員・石田ひろこ>