「もがれた翼パート20」虹がかかるまで―本当はいじめは嫌なんだ―

831()に、北区赤羽会館講堂にて行われた子どもと弁護士が作るお芝居「もがれた翼」を見てきました。「もがれた翼」は、子どもを取り巻く現実と現代的課題を広く知ってもらうことを目的として、1994年の子どもの権利条約批准を機に子どもと弁護士で作ってきたお芝居です。今回の脚本は「社会福祉法人カリヨン子どもセンター」(困難を抱える子どもたちのために設立された民間の組織で、子どもシェルターと自立援助ホームを運営しています)の坪井花梨さんが担当されました。私は、2010年のパート17「雨の記憶」―性的虐待と司法面接―から見せてもらっています。

「子どもの貧困」「精神不調」など重いテーマのお芝居であっても、そこでこの活動に関わる弁護士さんや子どもたちの情熱を感じ、受け止めることにより、明日への希望につなげることができています。子どもの権利を守る活動への思いを改めて心に誓い、家路に着くのが、最近の夏の終わりの習慣になっています。

今年のお芝居は「いじめ」がテーマ。中学に入学し仲良しになった女の子たち。毎日の生活の中で少しずつ気持ちがすれ違っていき、不満が募り、いじめになっていく・・・。本人も家族も教師も、それぞれの背景があり、傷つきもがき苦しみながら「子どものオンブズパーソン」へ救済の申し立てをし、やがて、虹がかかるように解決に向かっていく。今年のお芝居では「いじめはいけない、と一人一人の信念に刻みつける」「子どもの事件に関わると、教わるのは大人のほうで…。だから子ども担当弁護士(子どもシェルターに入居した子どもにつく担当弁護士のこと)は辞められないわね」などのセリフが胸に染み入りました。来年のもがれた翼は、823日の予定だそうです。皆さんもぜひご覧ください。(入場無料です

市議会議員 石田ひろこ