雨水タンクを、まちのダムに~雨水タンクへの助成実現

2018年7月31日 20時45分 | カテゴリー: お知らせ, トピックス, 環境部会, 議会報告

雨水タンクを、まちのダムに
~雨水タンク設置にも助成がついに実現!~

気候変動の影響もあり、異常気象によるゲリラ豪雨が増えています。そんな中、生活者ネットが長年要望を続けていた雨水タンク設置への助成金が実現しました。

有効な豪雨対策とは?
 大雨で一時的に水が道路にあふれる溢水(いっすい)地域が、西東京市でも多く確認されています。地面がアスファルトなどに覆われ、雨水が地面に浸透しない都市構造に大きな原因があり、ゲリラ豪雨が増えてきた昨今では、大きな水害につながることさえあります。

 生活者ネットは、溢水地域の把握と対策を市に求めており、総合計画の「災害に強いまちづくり」で対策は進んでいます。しかし、排水のための地下貯留槽を整備するには、多額の費用と時間がかかります。それよりも、各地で雨水を地面に浸透(雨水浸透)させたり、雨水が一気に流れ出ないように貯めおくこと(雨水貯留)が有効です。

水は「資源」。活用を
 
全国の先進自治体では、地下水保全条例や水源地域保全条例などを制定し、水資源を守る政策を進めています。

 国においては、自治体や市民の働きかけで、2014年に、「水循環基本法」を制定し、水を「国民共有の財産」と位置づけ、「水循環基本計画」を定めることを明記しました。同時に制定した「雨水の利用の推進に関する法律(雨水利用推進法)」では、雨水を「排除」から「活用」に転換することが示され、地方自治体の役割もうたわれています。

豪雨対策+雨水活用=雨水タンク
 
西東京市は雨水浸透施設には助成を行っていましたが、雨水タンクへの補助はありませんでした。

 雨水タンクは、各戸に降った雨を一時的に貯めておくもので、雨水が一斉に下水管や川に流れることを防ぐ「ダム」の役割を果たします。貯めた水は散水・掃除、火災の初期消火、災害時の非常用水などに利用できる資源となり、水道代の節約にもなります。

 生活者ネットは30年前から、水を「資源」ととらえ、雨水の地下浸透促進や雨水利用、地下水保条例などを提案し、雨水タンクへの助成を求めてきました。今年、雨水タンクへの助成がようやく実現しました。

 雨水タンクのみの設置には条件(以下に掲載)がありますが、これを機に、ぜひ、みなさんのお宅に小さな「ダム」、つくりませんか?

助成内容の対象と要件は以下の通り(西東京市HPより)。
申請などの詳細は、西東京市のHPをご覧ください。

対象

1.市内にある戸建、集合住宅(敷地面積500平方メートル未満)の所有者、あるいは所有者の許可を得ている住宅の使用者
2.過去にこの助成を受けていない住宅
3.西東京市人にやさしいまちづくり条例に規定する開発事業に該当しない住宅(開発事業に基づき建てられた住宅には市の基準を満たす雨水浸透施設が設置済みのため)
4.その他、対象に該当するかの有無は、下水道課までお問い合わせください。

要件

1.雨水浸透施設および雨水タンクを設置する工事とする
2.雨水浸透施設の設置を最優先とし、雨水タンクとの併用は可能
3.雨水タンクのみの設置は、既設住宅であり、浸透施設を設置するスペースが無い場合のみとする

http://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/zyogesuido/shintomasu.html