「シェア=国際保健協力市民の会」の被災地支援活動報告会に参加

西東京・生活者ネットワークは、2年間積み立てた議員報酬値上げ分を被災者支援活動に寄付しました。

寄付先別金額をこのホームページでまだお知らせをしていませんでしたが、寄付先別の明細は以下の通りです。
 「シェア=国際保健協力市民の会」1,000,000円
 「シャンティ国際ボランティア会」1,000,000円
  山田周生さんの被災地支援 1,000,000円
 「中央共同募金会<災害ボランティア・NPO活動サポート募金>」 192,106円

そのうちの「シェア=国際保健協力市民の会」と「シャンティ国際ボランティア会」の2団体の活動報告会に参加しました。2回にわたって報告します。

「シェア=国際保健協力市民の会」
 シェアは、これまでタイ、カンボジアなどで保健医療支援活動を行なってきた国際保健NGO(民間団体)で、阪神淡路大震災、新潟県中越地震でも、緊急医療支援活動を行なってきた団体です。

 今回の東日本大震災では、震災発生直後より保健医療支援活動を始め、震災直後は宮城県名取市へ医療従事者を派遣し医療支援を行い、3月末からは、気仙沼市での保健支援を開始しています。                     
 7月24日の報告会によると、現在は、仮設住宅や被災世帯への巡回健康相談や、地元の行政と外部の支援者とのコーディネートなどの活動を行なっているそうです。

 これからは、日々刻々と変化する地域のニーズの中で、地域のコミュニティづくりの支援、孤立した集落への訪問医療、高齢者、障がい者、外国人などへの支援、中長期では地元の保健福祉関係者の活動を支援するなど、これからも地域で暮らす人々に寄り添った支援を続けていきたいということでした。

 報告は、お医者さん、看護師さん、保健師さんからあり、保健医療支援というのは、被災された方、とりわけ社会的弱者の方たちにとって、これからも絶対に必要な支援だと痛切に思いました。
        
<報告:代表・庄子典子>