私たちはこれまで、いかに生きるか/生きのびるかばかりを考えてきた。そのせいか死をしっかり受け止めることが出来ず、さまざまな事情から看取る/送るということを他人任せにしてきたように思う。死者は医療者から葬祭業者にわたり、葬られていく。私たちは自分の大切な人、親しい人の悼み方がわからず、医療者や業者のカタログのなかから選んでしまう。それでは死者も見送る私たちも非常に貧しいといえないだろうか。
そこまで来ている多死社会をすこしでも豊かなものにするために、看取るということを考えてみたいと思う。
(子ども女性部会・武田幸)
『連続講座 大切な人を送る技術:看取り/送りを考える』
10月25日ガイダンス
11月29日現代の医療をめぐる諸問題
12月27日終末医療の現場から
1月24日死化粧をしてみよう
2月28日死をめぐる宗教習俗の観点から
3月27日まとめ
全日午後2時から4時
多くの方のご参加をお待ちしています。
くわしくは西東京ネット、あるいはパスレル保谷まで