原発の再稼働に反対

本日8月11日、川内原発が再稼働した。

今夏、猛暑の中でも電力不足には陥っておらず、また原発なしでは電気代を値上げしなければならないといわれながら、今年の4~6月期の電力大手10社のうち沖縄電力を除く9社の経常損益は黒字である。

そんな中で、新規制基準に合格した原発で初の再稼働である。
しかし、新規制基準は「安全とは言い切れない」と原子力規制委員会自体が公言しており、周辺自治体においても不安や反対の声は根強い。
ひとたび事故が起きると破滅的事故になる危険性のある原発の事故確率は「0(ゼロ)」でなくてはならず、0にするには稼働しないこと以外にない。多くの国民はそう思っているから反対しているのだ。どの世論調査においても、再稼働反対が多数を占める中、何ゆえの再稼働か理解できない。「再稼働」ありきとしか言いようがない。
福島の過酷事故を経験してなおこのような選択を行う政治の罪は重く、無責任である。

西東京市においては、6月議会に出された19団体による団体署名の請願「『原発発再稼働に反対し全ての原子炉を廃炉とし、原発ゼロ政策への転換を求める意見書』の提出に関する請願」が否決された。

政治は、国民・市民の命と安全を守るものでなくてはならない。
生活者ネットは、原発再稼働に断固として反対します。

再稼働働反対請願書
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