都市に農地を残したい
生活クラブ運動グループ・東京運営委員会が毎年主催する「ピアふぇすた」に後藤ゆう子が参加しました。
今年のテーマは、「都市農業」でした。
昨年2015年に都市農業振興基本法が成立した。これは、「市街化区域においては現にある農地もいずれ市街化する」という従来の考え方から、都市における農地の存在意義を認めるという発想の転換が行われたものです。
ここに至るには、実は民主党政権時代の2011年に、大河原雅子さんが農林水産委員会で都市農業検討会の設置を求め、同年10月には「都市農業の振興に関する検討会」が農林水産省に設置されました。この間、国交省も「都市計画制度小委員会」で都市内における農地について、多面的機能を有用なものとし都市政策の面から積極的に評価するなど、都市農業への考え方が変わり始めておりました。その後も、大河原さんは、国土交通委員会でも国交省、農水省、財務省の共同検討会の設置を提案しています。
民主党内で都市農業のワーキングチームや都市農業推進議員連盟の事務局長をしていた大河原さんのしごとが、少し実を結んだ、といったところでしょうか。
とは言え、税制問題が立ちはだかって、西東京の農地も次々と宅地になっています。
この日、ピアふぇすたには大河原さんも参加されていました。
都市農業を残すためにも、再び大河原さんを国政に送りたいと思います。