西東京ネットでは団塊の世代と若者の働く場を地域につくることを目的に調査活動に取り組んでいます。
4月の末から5月の初旬にかけて起業意欲のある市民の方に聞き取り調査をお願いしてきました。
先日は大学生と40代の自営業の男性にあってお話をうかがうことができました。二人に共通していたのはこれからは地域が重要だという視点です。
大学生の方は他区で障害のあるお子さんとそうでないお子さんもともに遊ぶ学校週五日制対応事業でボランティアをしています。西東京でやりたいがどうしたら取り組めるのか情報がないということです。
自営業の男性は年配者に蓄積された技能が若者に継承されない現状を変えたい、地域内に人材が環流する仕組みをつくりたい。商工会の創業支援センターは敷居が高いので、もっと気軽に利用できる情報センターがほしいということでした。
男性や若者が地域に目を向けはじめています。生活者ネットに集められる情報をもっと積極的に市民に知らせていかなくては、そんな役割も私たちにはあると実感しました。今回の活動をきっかけにいくつかの市民事業が芽生えるかもしれない。
手ごたえを感じています。