今朝は、主に特別職の報酬値上げの陳情に関することと、後期高齢者医療制度について報告をさせていただきました。
報酬の値上げについては、12月議会に条例案が提出されて以来一貫して値上げに対して反対の立場です。3月の議会においても、早期に値上げ条例の見直しを行うこと、報酬等審議会を設置し、委員会の構成メンバーは市民公募で行うこと、審議会の情報を公開すること。また議会は議員の役割、定数、報酬などや議会の在り方など市民参加の検討委員会を設置し、市民議論を行うことを提案しています。
先日、議会運営委員会が開催され、市議会の活性化に向けた取り組みの一貫として常任委員会の機能の充実強化をし、市議会に対する市民の期待と要請に的確にこたえることができるよう検討がすすめられると確認されました。議会改革は生活者ネットワークの政策でもあります。まずは議会運営委員会の場で議論が始まることは評価できます。
後期高齢者医療制度については、昨年度から議会で質問をしていました。4月にスタートしましたが、「後期高齢者」という名前の印象が悪いということで「長寿医療制度」と愛称が急遽つけられましたが、制度そのものは何も変わりません。新聞、TVで取り上げられ現場の混乱も表明化しています。西東京市にはこの制度の対象者が約18000人、窓口となる後期高齢者医療係への問い合わせが続いているようです。話題となっている保険証については、西東京市においては、昨日の時点で行き先が不明なものは35件にとどまっています。
そもそもが、増え続ける高齢者の医療費の抑制が目的の制度なので、診療報酬体系も変わっていますし、今後、対象となる高齢者の方々が安心して医療機関にかかることができるのか、適切な治療は行われるのか、疑問です。私たちも実態を把握し、現状にあった対策がすすめらるよう今後もしっかりと注目をしていきます!
今朝は途中から雨が降り出してしまいましたが、レポートを受け取ってくださり、耳を傾けてくださったかた、ありがとうございました!