今日、「芝久保3丁目ふれあい公園」がオープンしました。8時半の開園を待って、近所の子どもたちが早速遊びに来ていました。約2600平方メートルの広さの中に、子どもたち滑り台など子どもたち用の遊具や高齢者用の健康遊具、防災倉庫もあり災害時用の防災用マンホールトイレも入る予定です。もとは緑豊かな生産緑地から残された一番背の高い木はシンボルツリーとなり、そのまわりにはベンチサークルもあります。そしてバスケットゴールもあり、ボール遊びのできる公園です!
2008年には、3回の公園整備懇談会で、住民の意見を取り入れて公園整備の検討が行われました。公園トイレ、犬や猫のこと、災害時のこと、いっ水対策、樹木のこと、・・・安全面や利便性も含めて老若男女多様な参加者から提案が出され、話し合いが行われました。ボール広場の設置についても議論がされました。これまで、ボール遊びが認められている公園は市内4か所(いこいの森公園のボール広場と柳沢児童広場、むくのき公園、わんぱく公園)で、ボール広場が設置されたことは画期的(?)です。懇談会での意見が尊重され、思いも込められた公園整備がすすめられたと思っています。
世代を超えて、ふれあいの場、コミュニティの場となれる公園ができて良かった!草地の広場は養生中ですが、緑の茂るころが楽しみです。昨年9月議会に提出された「公園の使い方に関する陳情」は、公園でボール遊びができるようにという内容の陳情でした。建設環境委員会で12月の議会まで審査を重ねた結果「地域住民や利用者の意見を伺いながら、今後の公園整備については市民ニーズに即した特色ある公園整備に努力されたい」との意見をつけた賛成「趣旨採択」となり議会で採択されました。生活者ネットは、ボール遊びのできる公園が少ないことは課題と捉えています。しかし周辺の理解を得るという大前提が厳しいのも現実です。
子どもの健やかな成長に必用な遊びの環境を整備していくことは、子どもの育ちの保障することであり大切なことだと考えています。