石神井川沿いを歩く

小金井公園に沿う石神井川沿いは緑が多く、気持ちもいい
小金井公園に沿う石神井川沿いは緑が多く、気持ちもいい
梅雨の晴れ間となった、7月8日、石神井川の源流から西東京市内の川沿いを歩いてみようという会に参加しました。小金井カントリー内源流から東伏見の溜淵橋まで、午前8時から観察を始め約4時間の行程でした。
私たちは、毎年6月野第一日曜日に「身近な川の一斉調査」に参加し、石神井川の水を採取していますが、今回のようにじっくりと丁寧に市内の石神井川の様子を端から端まで歩いたのは私は初めてです。
数日前の大雨のせいもあり、少しですが水の流れを目にする事が出来、水面にまぶしい太陽が映っていたり、流れる水を見ていると清涼感を感じます。下野谷橋付近では、脇から出ている湧水を見ることもできました。かもが来ているところもありました。しかし明らかに生活排水と思われる汚れた水がでているところもあり、近所にお住まいの方からは悪臭や蚊の発生の苦情も聞きました。川に落ちているごみも多く気になります。文化大橋のところでは、10年に1度の調査のために地下の水道管から水道水を石神井川に大量に流しているところに出くわしました。ここは毎年の調査でも水はありながらも大変汚く臭う場所です。
いつもと同じメンバーではない市民の方たちと川沿いを歩くことで、いつもの定点調査ではわからない気付きが有り 違う視点で川の魅力も教わることができました。
弥生橋では護岸工事が終わり、「清流にしよう!」とMeCにより清掃活動が続けられています。
水が流れ、親しめる川が身近にあり生き物の生息する川へと市民がかかわりながら活きた川、活きる川を!