20日午前中の自由時間で、大分県立図書館のある「豊の国情報ライブリー」に行ってきました。
今年2月に15周年を迎えた「豊の国情報ライブリー」は、大分県立図書館、公文書館そして先哲資料館併設の総称です。
広いエントランスの階段を上がり2階が図書館です。幅広い年代の利用者がコンスタントに入ってこられます。新聞閲覧台15紙は、ほとんど利用中。新聞はバックナンバーとともに1年分が排架されていました。AVコーナーCD用やDVD用専用の視聴用スペースもあります。地域情報室も入れ替わり利用者が出入りし、カウンターの職員さんとも顔見知りの様子です。地域情報室の職員のかたから、少しだけ話しを伺う事ができました。
図書館内で同じベストを着用している人と名札を下げている人と一見して違うことがわかりましたが、図書館業務は、一部委託されていました。カウンター業務を民間委託して3年目だそうです。タイミング良く、委託を実施している図書館運営を垣間見せていただくことができました!事前の約束なく突然の訪問だったので、詳細についてはお聞きできませんでしたが、当然財政効果は大きそうです。委託業者の司書の方とは毎朝の調整、月2回の副館長も入る連絡会議を行い、密な情報共有等が行われているようです。委託部分の仕様書を、どうきっちり細分化して役割・分担を明確にしていくか、そして、単なる貸出業でない部分、継続してきた資料・知のインフラ資料の整備などの重要性など調査相談員の方から、図書館運営のかなめの部分が伝わる話を聞かせていただくことができました。
西東京市では、「西東京市地域経営戦略プラン2010」の中に『図書館運営体制の見直し』が項目としてあげられ、これまでモノの改革を行い、23年度からは運営体制の見直しの検討が計画されています。
今後、情報センターとしての図書館機能をどう維持向上させていくのか、議会質疑していますが、数字に表れにくい部分の評価と対策が重要です。
そのための財源確保については近い将来直面する課題となると思っています。