1月17日(土)上向台小学校で”どんど焼き”が開催されました。
地域の大人、保護者、PTAなどが実行委員会を結成し秋から準備をしてきました。
私の所属している「青少年育成会」は、恒例の餅つき会を同時開催し両方の催しは盛り上がりました。お餅は無料だけれど、お餅を入れる容器とお箸、水筒は自分もち。容器が必要な場合は、30円で分けると決めました。ほとんどの子ども、大人は容器をもって来場。これで「ごみ」も少量に。何より「使い捨て容器は止めようよ」と言うメッセージは伝わったかな?
餅をつくのは地域の大人に混じって、今年は田無第一中学校の剣道部の子どもたちも協力。子ども参加は一段と行事に「元気さ」と「華やかさ」を添えてくれ、やわらかいつきたてお餅は人気上々。また、どんど焼き実行委員会の「すいとん」は、寒い中で特段おいしさを感じたことでしょう。
今、文科省は「食教育」の重要性を指摘していますが、お米からお餅を作ること、小麦の粉からすいとんが出来ることを見たり、一緒にこねたりして子どもたちは多くのことを楽しみながら学びました。国から言われなくても、地域では市民の力で「食育」「総合学習」を実践しています。国や行政はこのような地域の主体性を応援する仕組みに力を入れるべきですね。
午後4時半、午前中地域の方々が組み立てたやぐらに点火。火は勢いよく燃え、参加者の体も心も温かく包みました。この行事が実現出来たのは、地域の様々な方々、学校、などの協力があってのこと。子ども、大人のコミュニティの場にもなったどんど焼きと餅つき会でしたが、このような日常的活動やコミュニティの積み重ねが、防災や防犯に強い町の土壌作りになると再認識しました。準備のためご足労された裏方さん、本当にお疲れ様でした。
小雪舞う中、子どもも大人も元気に”どんど焼き”に参加
(市議会議員・渡辺かつ子)