4月3日(土)・4日(日)〜春だ・桜だ・コミュニティだ〜

東大農場の「桜を見る会」に足を伸ばそう!!

3月28日の午後、自然保護団体の皆さんと、街頭で「東大農場の桜を見に来てください」と宣伝チラシまきをしました。
今年は温暖化の影響で10日も早く桜の開花宣言がありました。都市のコンクリート化は温暖化に一層の拍車をかけています。東大農場22ha(東京ドームの約5倍の広さ)の緑地空間の保持が危機に瀕している今(東大農場が千葉県検見川に移転することが決定)、多くの市民に東大農場の自然の豊かさを知ってもらうため、本来なら土・日曜日は閉まっている農場を東大のご好意で特別に開けていただき、実現できるものです。
生活者ネットワークでは、箱物行政から人重視、福祉・環境優先社会作りに向け活動していますが、この3月議会では、市長に以下の点を問いました。「東大農場を残すため、’04年度〜’05年度にかけて作成予定の北多摩広域行政圏協議会の基本構想・基本計画の中に、東大農場の跡地利用は”自然の豊かさを保持する広域公園”として、入れる働きかけを積極的にするか」と。
それに対し「働きかけたい」との答弁を得ました。今後は広域的行政や市民の連携が必要です。この貴重な自然を次世代の財産として残すのは私たち大人の責任です。そのためにも西東京市の市長、市民、議会が、思想信条を乗り越え、知恵と力を出し合える土壌作りが急がれます。
高くそびえるポプラ並木、北海道を思わせるサイロ、優しい目で人を見る牛たち、田んぼにはレンゲが咲いているかな?桜は満開かな?春のひと時、フィドンチットを吸って命の洗濯を!
(市議会議員・渡辺かつ子)