2007年7月、市長は特別職の報酬見直しについて「西東京市特別職報酬等審議会」に諮問しました。4回の審議会を経て、11月20日、答申を出しました。この答申をうけて、市長は第4回定例議会(12月3日〜)に特別職の値上げ案を提出し、10日の企画総務委員会で審査が行われる予定です。
生活者ネットワークは、報酬審議会が開催されることを知り、議員報酬等については、市民の皆さんに「議員報酬と定数」についてアンケートを7月からとりました。報酬や、議員定数の増減の是非は様々な意見がありました、議員や議員の活動への厳しい意見も多くよせられました。(結果は「ネットの活動レポートNo51」に掲載)11月24日には、市民にも参加を呼びかけ「議員報酬を考える集い」を開催し、今回の答申内容や市民への情報公開、議員の役割についてなど意見を聞く場をもちました。特別職報酬等改定案
現行月額 変更案 増額
市長 965,000 1,050,000 85,000
副市長 831,000 900,000 69,000
教育長 771,000 810,000 39,000
常勤の監査委員 695,000 700,000 5,000
市議会議員
議長 576,000 650,000 74,000
副議長 530,000 580,000 50,000
常任・特別委員長 520,000 570,000 50,000
議会運営委員長 520,000 570,000 50,000
議員 495,000 550,000 55,000生活者ネットは11月末~各駅頭で、この件についての情報提供を行いました。答申が出された後には、新聞などでも取り上げられたせいか、沢山の方が、私たちの配布するチラシを受け取ってくださいました。この議案については、10日に企画総務委員会で審議されます。生活者ネットは、この議案に反対です。
生活者ネットは、大切なことは市民が決めるしくみが必要と考えています。分権時代に見合った議会、議員のあり方、それに伴う「議員の報酬と定数」についても「市民参加の検討委員会」を設置し検討すべきと提案しています。