今日、ひばりが丘駅南口と田無駅北口で、生活者ネットワークと9条女の会による平和のリレートークと9条のアピールチラシの配布を行いました。積極的にはチラシを受けとらない人もいらっしゃいましたが「大切なことだ!」と声をかけてくださる60代の男性や、がんばってくださいと40代女性に励まされました。
私は、広島で生まれ育ちました。子どもの頃から教育現場の中でも戦争体験を聞いたり、平和について考える機会が多様にありました。原爆が投下された8月6日、9日も決して忘れてはいけない特別な日でした。しかし、唯一の被爆国に暮らしながらも地域差があることを知りました。戦争のない平和な社会が当たり前になってしまっている今だからこそ、あえて戦争のもたらす悲惨な事実を知り、平和について考えることはとても重要なことだと思っています。今年に入り「戦争反対!平和を守りたい」という思いを持つ地域の人たちと身近な地域でできることの話合いをすすめています。身近にいる人から想像を超える辛い経験も聞かせていただきました。戦争体験者からは、今の日本の政治のあり方に戦争の時代と似た不安を感じ、危機感を持っていると聞きました。憲法9条によって守られた平和が揺るがされている現状があるからです。
憲法記念日に合わせて新聞社で世論調査が実施され、9条改正反対の意見が増加との報告がされていました。
今のあまりにひどい政治のやり方に、一人ひとりが政治を変える必要性を実感し、大前提である戦争のない平和な社会の継続、9条改正反対へと世の中の流れが繋がっているように思えます。
生活者ネットワークは憲法9条改正に反対です。9条を内外に広めることを政策に掲げています。
武力による無駄な争いはやめ、戦争をせず、言葉による話し合いを重ねて問題の解決をしていく理想的な平和主義の考え方、9条の考え方をこれからも貫いていきたい。
9条をアピール
平和のリレートーク 生活者ネット&9条おんなの会
板垣洋子