さて、今年は「派遣村」のニュースで幕をあけました。
ワーキングプア、ネットカフェ難民が生まれて久しく、経済格差が教育格差につながる状況は、若者の将来への希望をも奪い、一連の医療費抑制政策は、小児救急や産科の医師不足を招き、助かる命をも奪っています。
経済状況の悪化から、人員削減の嵐がふきまくり、豊かなはずのこの日本で、職を失い、住居を失う人が、まちにあふれています。
どのような状況になろうと、人としての尊厳を保つ最低限の生活を保障するのが、政治の役割です。
しかし、自民の長期政権で、いまや国は機能不全で迷走状態です。
今年は、選挙の年です。
選挙は市民の意思を示し、政治を変える最大のチャンスです。
生活者ネットは、市民の自治と参加による生活圏の形成、セーフティネットの充実、環境と調和した持続可能な社会の構築などの政策課題を解決するため、各選挙に取り組みます。
西東京では、2月8日に市長選挙が行われます。
西東京・生活者ネットは、12月29日、坂口こうじさんと政策委協定を締結し、推薦することを決定しました。
今夏の都議会選挙では、ミニ国会と揶揄され市民の生活実感とはかけ離れている都議会に、生活者の実感を共有する生活者ネットの活動こそ必要であると考え、東京全体で6議席の確保をめざし取り組みます。
また、ローカルから国政を変える立場で、政権交代を強く推し進めるべく衆議院選挙にのぞみます。
生活者ネットは、市民の政治を実現していきます。