64年前、8月6日の広島に続き、9日、長崎に原爆が投下された。
今年の平和宣言では、広島も長崎も、オバマ大統領のプラハでの宣言を支持し、2020年までの核兵器の廃絶の実現に向けて世界へ発信しました。
非核・平和宣言都市である西東京市でも、市民とともに平和事業が年間を通じて行われていますが、この夏には「平和を祈る演劇祭」、「原爆と人間展」「原爆パネル展」を見ることができました。
朗読劇「この子たちの夏」は、聞くたびに必ず子どものころに見た原爆の映画のシーンや、原爆ドーム、資料館でみた瓦礫や破れた服、原爆後のまちの写真などがモノクロで頭の中を駆け巡り、「戦争は嫌!」という強い思いが蘇ります。広島で育った私は、大切な学びを子どものころから受けていたと、改めて平和教育の重要性を思います。ひとりでも多くの大人も子どもたちも、被爆当事者の経験、事実を知らなければいけないと思っています。
衆議院選挙を前に、各党の非核政策はとても重要なことだと思います。明確に示してほしいし、
被爆国として責任をもって核兵器廃絶をすすめることを心から願っています。