最初に,多摩地域が図書館運動を牽引してきた歴史的なことから、図書館は地域の市民ニーズにあった成長する有機体でなければならないというそもそも論から始まりました。
そして、今日の「自己判断自己責任」型社会のなかでは、正確な情報が公平に提供される必要がある。では、私たちは、日常的にどのように情報を入手しているのか?と振り返ると、マスコミ、出版流通、インターネットなど現状の課題に気付きます。図書館は、公共施設の中で、最も利用者が多イ施設です。自己判断、自己責任が問われる社会における図書館の役割はますます重要です。
・・・私自身、図書館書館から遠ざかってた生活を過ごしていたことにも反省。「そうだ!図書館に行かなきゃ!」
西東京市に図書館は6館1分室あります。3月には計画期2009~2018年度の「図書館基本計画・展望計画」が作られ、図書館だよりにその概要が報告されています。また昨年度の実績報告書からは、登録人数、貸出冊数なども増加と報告され、昨年度のICタグ資料管理システムが導入に続き、今年度は、WEBレファレンスも試行しています。近隣では恵まれた図書館環境と言えます!
個人的には、子どもと足しげく通った芝久保図書館が、特にお気に入りの場所。ゆっくりじっくり落ち着いた時間を過ごせる図書館に行かなきゃ・・・図書館がさらに充実し活用されるよう、地域の市民を支える情報拠点となるように提案していきます!
余談ですが、中央図書館の地域資料のコーナーでは生活者ネットの「生活者通信」「生活者ネットワークの活動リポート」も閲覧できます。
板垣洋子