特別職報酬等審議会第3回目 傍聴報告

西東京市の財政状況を知る

9月17日、報酬等審議会第3回目が開催されました。傍聴者は18人。傍聴希望者全員が入室でき、資料も夫々に用意されていました。
今日は2回目の議事録の確認、配布された資料の確認と説明、それに対する質疑。そして主には、西東京市の財政状況について、市の財政課長からの説明でした。西東京市の財政状況を家計に置き換えての説明から始まり、合併の特例、歳入の特徴や傾向、市債や基金、財政健全化法に基づく4指標、特別会計への繰入など「2007年度の財政白書」で全般的に説明され、質疑も行われました。国の三位一体の改革、税源移譲の影響があること。財政調整基金を取り崩しているが目標値は30億円とされ、それに基づく改革がすすめられているから問題はないとは説明があった。しかし現状の経済状況からは、安心できることではなく、多角的に分析し行財政改革を進める必要があるとのことでした。
次回以降からは、これまでの資料に基づいた、本質的な議論に入っていきそうです。
今回、行政が用意した資料とは別に、公募市民委員ご自身で用意された参考資料が委員全員に配布されていました。市民参加の委員会のあり方も、形式的ではなく「市民参加条例」の趣旨を踏まえた委員会が開催されていることが垣間見えました。4回目は、10月14日(水)13時30分から、5回目は10月26日(月)10時からの予定です。

板垣洋子