市民に開かれた議会とは

 議会運営委員会は、08年に「議会の活性化に向けた取り組みについて」を提言し、開かれた議会を目指す等、議会の在り方について検討を進めています。
 本会議のインターネット配信は今年度予算化され、9月に試験運用、来年3月から本格実施というスケジュールで進められています。これは、市民に議会に対して関心を広げることが目的でもあります。
 しかし、その実態は・・・

 6月議会に市民から提出された「市民にひらかれた議会を」という趣旨の陳情2件は、ネットは賛成しましたが、自民・公明・民主・共産の反対で不採択となってしまいました。
 議会を傍聴した市民が、議会の運営が分かりにくいと感じたことに対して「共感できない議会」にしてはなりません。
 市民生活に直結したことを議論する場の議会が、一般市民にとってわかりにくい現状のままでは、活性化からは程遠いと考えます。
 多様な市民ニーズにこたえるためにも、多様な市民意見に耳を傾ける姿勢こそ求められます。
 市民に必要な議会として機能するためには、より多くの市民のみなさまに、本会議や委員会などの現状を、直接見て頂き、知っていただくことがその第一歩となります。
 ぜひ傍聴にお越しください。