10月3日、市民福祉サポートセンター主催のNo!寝たきりデー2009に参加しました。
市民事業からの報告を聞き、地域での支え合い社会をすすめるうえでのコーディネイト力や条件づくりなどについて意見交換などがされました。
神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会理事の和泉さんからは、かなわが福祉NPOの調査から、介護保険事業をはじめ公的事業を実施することで団体としての経済的安定をはかっており、その上でインフォーマルなサービス提供がされていること。人材確保や理念の継承に課題がありながらも、利益第一ではない創造力、想像力が発揮できるなどの優位性を報告されました。
NPOアビリティクラブたすけあい理事長の池口さんからは、市民活動におけるたすけあいワーカーズの労働実態調査報告から、労働者の9割以上が女性、うち30代母子家庭が15.4%の実態。たすけあいワーカーズで働きづくけたいという割合いが全世代で50〜70%に入ること、報酬と働き方の満足感などの報告、そして、ワーカーズの活動の中に地域活動があること(地域づくりコーディネイト−養成講座、まちの相談パートナーの活動報告)などの報告がされました。
NPOワーカーズコレクティブ パル代表の島本さんからは、たまり場づくりの活動を行政とも連携しながら地域で広げ、新たな拠点づくりから施設づくりへ挑戦中の報告を聞きました。
NPO狛江強制の家理事長の河西さんからは、地域で世代間や旧住民と新住民などこれまでの様々な壁ととりはらってつきあう、仲間を増やすことをすすめ、グループリビングからコミュニティリビングにシフトをかえた活動を進めている報告をききました。それぞれが、問題や課題をかかえながらも、個人的な人間関係をつなげること やりたい人が楽しんでやる、思いついたことを「話し」共感する仲間を増やしていく、コーディネイト力は、話合いを続けることでパワーアップしてくのかも!?・・自分たちの暮らす地域は ひととひととによって創られていくんだぁ と希望も持てて元気になれた集会でした。
思いは、話して、伝えて、実を結ぶ(?)
板垣洋子