議会報告には、一般質問で質問した7項目から子どもの虐待について、高齢者を地域で支えることについて、公立図書館について、そして賛成をした「西東京市議会傍聴規則の改正を求める陳情」についてを私が報告しています。
駅では、政権交代前に決まった国の補正予算に関わる西東京市の予算についても以下の内容で報告しました。
9月の議会で可決した2009年度一般会計補正予算24億7366万9千円のうち9億4978万1千円が国の補正予算に関わるものです。
地域活性化、経済危機対策事業として太陽光発電設備の設置(田無・保谷庁舎、明保中学)、プレミアム商品券の発行、地デジ整備・洋式便器整備(小中学校)、義務教育就学時医療費助成など17事業5億8499万円。
緊急雇用対策として4事業2740万8千円で73人雇用(期間は2日から数カ月!?)、その他8事業3億3737万4千円。
これら、29事業のうち、総合計画に位置づいた事業は3事業のみ。
地域活性、経済危機対策、雇用対策、子育て支援・・・いずれも西東京市においても重要な課題です。しかし、対処療法的な対応に終始していたのでは、根本的な解決にはなりません。ばらまきと言われた国補正をいかに自治体として本質的な解決や改善にむけての使い方をしていくのかが大切なのだと考えます。しかし予算の説明では明確には見えませんでした。スピーディな対応をしつつも、今後に及ぼす影響も含めて想像力をはたらかせ、長期的視野にたった対策をしっかりとすすめるべきです。
もちろん政権交代による影響もまったくないとは言い切れませんし、今後の動向に注視し、予算上は8180万の地方債が計上されていますが、地方債を借り入れずにすむように予算執行の効率化をはかるべきです!
11月8日には 向台地区会館にて報告会を開催します。
参加者からのご意見をお聞きしながら 議会だよりなどでは限られた紙面では報告しきれない議会のこと(裏も表も?)お話します。 多くの方の参加をお待ちしています。お気軽にいらしてください。