11月6日(金)午後6時から第6回 特別職報酬等審議会が開催されました。
傍聴人14人、今回は、委員さん自身が作成された独自資料も審議会資料として用意されていました。事務局から5種8件の資料、委員から9種類の資料、全部で100ページ近い資料でした。そして今回の審議会は予定の1時間半では終わらず、終了も8時半くらいになりました。
最初に、事務局からの資料説明、次に各委員さんが用意された資料についての説明があり、その後、報酬額を決定する審議が行われました。
欠席委員からの文書による意見も含めすべての委員から意見が出されました。公募市民委員による案、大学教授委員による案、事務局案と意見は分かれましたが、多数が大学教授案に賛成。多数決で決めるものではないとしたものの、大学教授案を原案に1000円単位に切り捨てて最終報酬額とすることに決まりました。審議の中では、市民の民意への考え方、経済社会情勢、役職加算などについても話し合われました。
民意(市長給与に対する不満など)については市長公約の20%カットはすでに実施されている。経済社会情勢への反映については、消費者物価指数や失業率民間給与実態などの状況から反映すべきというデータに基づく提案もありましたが、それらをトータルで反映させるのが公務員給与であり人事院勧告に基づくことで反映できる。役職加算については民間給与体系にあわせる仕組みとしてできた経緯から認めるもの。・・・審議会としての考え方の方向はこのようでした。
次回、会長から答申案のたたき台が出される予定です。
報酬額への経済社会情勢の反映という観点は 西東京市の現状の問題として更に丁寧な議論をと、個人的には思います。そして、時間にも限りがあることもわかります。でも、せっかく深く議論ができる審議会の場なのだから、十分な時間も保証される審議会はできないものだろうか。
特別職報酬等審議会 傍聴記
審議会案の報酬額決定!
板垣洋子