多摩市の議会改革の現状をヒヤリング

10月のとある日曜日。西東京・生活者ネット自治部会では、三多摩の中でも先立って「自治基本条例」を制定した多摩市が、今度は「議会基本条例」制定の準備しているとの話をネットの議員から聞き、西東京市の活動に役立てられないかということで多摩生活者ネットに話を聞きにいきました。
多摩市議会が最初にしたことは、議会全体で学識者を招いて、フリーディスカッションです。そのあと議員間でディスカッションをして、二元代表制たる議会に変わるためには、何を目指し、現行の何を変えるべきかを討議したそうです。そしてまとまったことは、2点「討議する場作り」と「市民参加の場作り」でした。その2点で改革すべき点を洗い出して、議会内を「討議」と「市民参加」2グループにわけて、作業を進め、さらに議員有志で例規、前例からの洗い出しグループ、前文づくりグループを作り作業を進めたそうです。
 話を聞き感じたことは、議会改革は当事者である議員自身がその必要性を感じないと、実現できないということです。もちろん市民側からも行動を起こしていくことは大切ですが、議員がその気になって動くことが、とても大きな力になるのだなと。
 なぜ、まちには議会が必要なのか、必要ならばどんな議会が望ましいのかを、市民の皆さんとともに、あらためて考えていきたいと思いました。 (M・A)

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