西東京市来年度の負担金は9億1358万9000円!

2010年第1回柳泉園組合議会定例会 報告

2月24日(水)行われた2010年第1回柳泉園組合議会は、東久留米の昨年12月の市長選で市長になられた馬場氏が管理者となって初めての柳泉園議会でした。ご報告します。施政方針
「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」を掲げる馬場さんによる施政方針でした。柳泉園議会に関する情報はHP等では確認することもできず、情報公開に対しては課題があると私は思っていたので市長の情報公開についての考えも問いました。「条例に基づいて全面公開と考えている」との答弁でした。(ん・・・でも、その条例もHPでは見ることもできませんし、データベース化されていません。)

平成22年度柳泉園組合経費の負担金と一般会計予算
2つの議案はまとめて説明され、其々全員賛成で可決しました。
来年度の3市の負担金は20億2187万円、が決定、来年度予算は31億1145万円です。
2010年度の負担金は2008年度の搬入実績に基づくものです。西東京市は一人当たりのごみ排出量も低下傾向にありますが、負担金への反映は2年後になります。また、経常的経費はごみ搬入割合によりますが、財産的経費(公債費も含み)は各市均等、公債費は西東京が2分の1で算出されます。巨大な焼却施設を維持していくコストは膨大。質疑の中で、その焼却炉の維持管理も3年程度の先の計画もたてられない、という事務局側の説明には驚きでした!炉の中に入ってみなければ、わからないし、搬入するごみによって炉への負担軽減ができるものでもないという説明です。市民のごみ分別の徹底によって炉の状態を保てることにもつながらないという説明・・・・
とういことは????いつ、どのようなことが突然起こらないとも限らない???ってことでしょうか、
専門家にしかわからない、いえいえ専門家でも将来的見込みも難しいという答弁でしたから。やはり焼却に頼っているということは、その施設管理に膨大な費用とともに安定した処理環境の維持には相当な覚悟(??)が必要ってことでしょうか!?
根本的にごみを減らすこと、焼却に頼らない方向への転換が必要ではないでしょうか???
短い時間と限られた情報の中で、予算書の予算を理解していくことは容易いことではありません。しかし、自区内に処理施設を持たない西東京市としては現状のシステムの中でより適切な処理をしていくしかありません。
その他、柳泉園組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、職員の勤務時間、休日休暇等に関する条例の一部を改正する条例、H21年度一般会計補正予算等の審議を行い、すべて可決しました。

馬場市長にお会いしたのは初めて。柳泉園議会ではほとんどの職員による答弁でした。次回は、管理者の積極的な答弁もっと聞けるのでしょうか・・・