2010年6月28日、生活者ネット・福祉部会のメンバーと市民の方と、多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの「ワーカーズ・コレクティブ風(ふう)」と八王子市片倉の「NPO法人こすもす」を見学してきました。
「風」は、駅近くの色々な公共・民間施設が同居する複合施設の7階にあるオープンスペースの一角にありました。「風」は喫茶店で、ランチ、ケーキ、アイスクリーム、クッキーなどの販売もしています。代表内山ひろこさんに話をうかがいながら、「きまぐれランチ」をいただいている間には、「風」で仕事を終えた男性が、今度は「風」のお客さんとなり昼食を食べ帰っていきました。
「cafeこすもす」は、食事もできるカフェですが、パンの製造販売、地元の野菜販売もされ、地域のギャラリーとしても人気です。店の同じ並びに生活クラブ運動グループの「花結び」(お弁当や)、「元気広場」(エコショップ)があり「生活クラブ長屋」のようで良いなぁ〜と思いました。「自分たちのまちは、自分たちでつくる」との会長佐久間寛子さんの話が、印象に残りました。
「風」も「こすもす」も、障がいがある人も、ない人も同一賃金で働いています。
(「こすもす」には、国の社会適用事業の訓練生がおり、訓練生についてはその限りではありません。)どちらも、市からの補助金を受けていないため、実際の経営は大変なようです。
ただ、働いている皆さんが、ニコニコと楽しそうで夢を現実にして、前向きに活動している姿に、とても感動した1日でした。