9月6〜9日、4日間の一般質問で、一番うれしかったことは、「公共施設雨水利用検討会を設けた」という答弁を聞いた時でした。
これは、他の議員の一般質問の答弁でのことでしたが、6月の私の一般質問「雨水を活用したまちづくりについて」の時、関係部署と連携していくことを検討するという答弁は既にありました。これまでの質疑等が下水道課と環境保全課のパイプを繋げるきっかけとなり、やっと「位置付け」ができた。という報告をしていただけたわけです。
最初の一歩ですが、個別具体的な対応を求めるばかりではなく、全体化を目指した仕組みを提案することで、公平な行政サービスや一般化をすすめられるのです。これが、私たち生活者ネットの提案のやり方です。 現在市内の公共施設で雨水をトイレなどの中水として使用できる施設は15施設(明保中学校、青嵐中学校、碧山小学校、けやき小学校、田無総合福祉センター、こもれびホール、武道場、防災・保健福祉総合センター、東伏見コミニティセンター、きらっと、住吉会館、エコプラザ、下保谷児童館・福祉会館、ひばりヶ丘団地児童館・保育園、(仮)障害者福祉総合センター)です。「レインバンク」が設置されているのはエコプラザ。そして建替えるすみよし保育園保育には設置検討中です。
今後は、この検討会の動きを適宜明らかにしつつ、雨水利用を広げる提案を続けていけます。
先日のNHKでも首都圏水没として集中豪雨が取り上げられ、多様な溢水対策を言うようになりました。
さて、先週降った雨のおかげで空っぽだった我が家のれいんバンクにも雨水が満タンになっていました。雨水に感謝し打ち水をしました。
市議会議員・板垣洋子