まちの温度調査隊~赤外線放射温度計を使って
調査隊員:土方央子ファミリー、村田典子
普段の生活で気になることを少し調べてみようということで、「暑さ」をテーマにいろいろな場所の温度をはかって感じたことや、市役所で聞いた事、調べたことなどをレポートします。
調査① 7月1日(月)12:00 生活者ネット事務所周辺温度測定
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地上1m |
地面 |
フェンスわき |
28℃ |
36℃ |
ブロック塀 |
27℃ |
36℃ |
生垣 |
24℃ |
33℃ |
・実際計ってみて今回は特に地面と地上の温度差に驚きました。
・「生垣」による緑は気温を下げる効果が確実にあることを実感しました。
調査② 7月2日(火) 西東京市みどり公園課に生垣のことを聞いてみた
現在西東京市では“生垣助成制度”という生垣設置時に補助金がもらえる制度があります。
条件は①道路沿いであること(隣家との境にというのは不可)
②設置後2年以上はその生垣を保持し、適正な管理をすること
調査③ 7月3日(水)12:00 生活者ネット事務所前の道路で打ち水調査
路面の状況 |
打ち水前 |
直後 |
20分後 |
カラー舗装(白) |
36℃ |
31℃ |
34℃ |
カラー舗装(グリーン) |
41℃ |
31℃ |
32℃ |
アスファルト舗装 |
38℃ |
34℃ |
34℃ |
生垣効果に驚いたものの、生垣設置は無理な場合もある…となれば、最近定着しつつある「緑のカーテン」、そして建物の周りや道路に水をまいて涼を感じる「打ち水」で暑さを和らげることができるのではないかと思いやってみました。
*おふろの残り湯、雨水などの2次利用水(24℃)を横断歩道に撒きました。
路面の状況 |
打ち水前 |
直後 |
20分後 |
カラー舗装(白) |
36℃ |
31℃ |
34℃ |
カラー舗装(グリーン) |
41℃ |
31℃ |
32℃ |
アスファルト舗装 |
38℃ |
34℃ |
34℃ |
本来打ち水は朝夕(日が高くないとき)、日陰や土、建物の間のコンクリート部分などに水をまくのが最適だそうです。
また、打ち水をして気温が下がった場所と打ち水をしていない気温の高い場所では気圧の差ができるため、打ち水をしたところから、していないところに向かって空気が流れ、そよ風が起きるそうです。
皆さんで打ち水をしてそよ風をおこし、涼を感じませんか?
☆第2回打ち水調査 8月26日(月)12:00
楽しい企画検討中!お子さんと一緒に是非参加して下さい。