子育てに待ったなし! 急がれる支援制度

子ども・子育て新システム 2015年(来年)4月スタート

子ども・子育て新システムが来年4月に自治体の仕組みとしてスタート。新制度では、保育の受け入れ人数を増やすことや、親子が交流できる拠点を増やすなど、地域のニーズに応じた多様な子育て支援を充実させる取り組みの実施がめざされています。

西東京市も、事業計画の策定に向け、子育て中の方へ無作為抽出でアンケートを実施。母親が仕事を「している」「していない」はほぼ半々で、仕事をしていない方の約7割が「すぐにでも、もしくは1 年以内に就労したい」と回答しています。しかし、市内の待機児は、今年4月1日には193人で、保育所の定員増は喫緊の課題です。同時に、待機児解消を急ぐあまりに、保育の質が犠牲にならないようにチェックしていくことも必要です。

また、在宅での子育て支援も合わせ、子どもたちの育つ環境を犠牲にすることのないように、子育て期を支える制度と拠点づくりで孤立している親への支援を推進すること、虐待防止や心のケアに向けた、訪問型の子育て支援を充実させること、ひとり親家庭など、困難を抱える子育て家庭への支援を充実させることが重要です。それらの施策をすすめていくことを、生活者ネットは提案していきます。

参考
ひとこと提案の結果
(10/20現在)毎年実施しているアンケートです

1.地域の子ども・子育て政策として、いま生活者ネットワークで取り組むべき課題は何だと思いますか?(選択は2つまで)

①待機児の解消(保育園、学童保育) 67
②孤立している母親への支援        74
③いじめ、不登校、ひきこまりなど困難を抱える子どもへの支援      52
④虐待(暴力、育児放棄など)の早期発見と予防       55
⑤障がいを持つ子どもと親への支援   24
⑥子どもの居場所づくりや遊び       54
⑦その他                          15