憲法記念日駅頭街宣 憲法違反の安全保障法制にNO!~若い人たちこそ関心を向けてほしい~

毎年、5月3日の憲法記念日に、駅頭街宣を行っています。
今年は、安全保障関連法案が閣議決定されるという報道がある中での訴えとなりました。

同法案は、自衛隊がいつでも、どこにでも出かけられるようになり、より危険な任務への従事を可能とする法案です。
これらの法案が通れば、憲法9条はその効力を失い、日本は国際社会から「戦争のできる国」とみなされてしまいます。
自衛隊が紛争地帯での戦闘行為に巻き込まれれば、「安全」という言葉とは裏腹に、日本および日本人が攻撃対象となる可能性は高まり、危険にさらされることになります。現に、紛争地域で活動しているNGOの人たちにとってはより切実で、これらの動きに反対しています。

街宣では、地球の裏側にまで出かけて、アメリカの戦争に巻き込まれる法案に、反対していきましょう、と訴えました。

【参加者感想】
若い人たちこそ関心向けて
子どものとき、戦争を体験。終戦の時には小学校4年生で、兵隊に行くのがあたり前と思いながら育ちました。戦後、日本国憲法のおかげで、まがりなりにも民主主義を享受してきましたが、安倍政権が進める政策は、戦前に戻っている怖さをひしひしと感じています。街宣の時に、若い女性には「このままだと、彼氏が戦争に行くことになるかもよ」と、言うとチラシを受け取ってくれました。若い人たちに関心を持ってもらいたいです。(木下亀生)