憲法違反の安全保障法制にNO!

安全保障関連法案が5月14日に閣議決定されました。自衛隊がいつでも、どこにでも出かけられるようになり、より危険な任務への従事を可能とする法案です。

これらの法案が通れば、憲法9条はその効力を失い、日本は国際社会から「戦争のできる国」とみなされてしまいます。

自衛隊が紛争地帯での戦闘行為に巻き込まれれば、「安全」という言葉とは裏腹に、日本および日本人が攻撃対象となる可能性は高まり、危険にさらされることになります。現に、紛争地域で活動しているNGOの人たちにとってはより切実で、これらの動きに反対しています。

地球の裏側にまで出かけて、アメリカの戦争に巻き込まれる法案に、みなさん、ともに反対していきましょう。

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若い人たちこそ関心向けて
=憲法記念日街宣を通して思ったこと=
(木下亀生)

子どものとき、戦争を体験。終戦の時には小学校4年生で、兵隊に行くのが当たり前と思いながら育ちました。戦後、日本国憲法のおかげで、まがりなりにも民主主義を享受してきましたが、安倍政権が進める政策は、戦前に戻っている怖さをひしひしと感じています。街宣の時に、若い女性には「このままだと、彼氏が戦争に行くことになるかもよ」と、言うとチラシを受け取ってくれました。若い人たちに関心を持ってもらいたいです。