電気自由化でどうなる?

3月13日(日)、「足元から地球温暖化を考える市民ネット江戸川」の山崎求博さんを迎え、「どうなる?私たちの電気」と題して学習会を行いました。
今、電力自由化に向けてガス会社が発電したり、携帯電話会社などが顧客確保の手段として大手電力会社の電力を売るなどの動きが出てきています。
原発や化石燃料に頼らない発電方法として太陽光、風力、木質バイオマスがありますが、これらを総称してグリーン電力といいます(再生可能エネルギー)。そのグリーン電力を作ろうと、各地で市民電力を供給する団体が立ち上がっています。
西東京ネットも、NPO法人こだいらソーラーの見学などを行なっています。
グリーン電力を使うには、その電力を東京電力の配線を使って家庭に送られます。それを託送料金といって東京電力に支払うことになるのです。その託送料金にも不明な点があります。
現在発表されている新電力の料金は、ほとんどが使えば使うほどお得というもので、これでは地球温暖化は止められません。節電をした人ほど得をする料金体系が望ましいですね。
大手電力会社への依存を減らすためには、まず節電。
そしていつの日かグリーン電力の発電所を地域で作りたいものです。DSC00382-1

環境部会