沖縄戦没者の遺骨が含まれた土砂のゆくえ~これが反対されるとは~

沖縄戦で激戦地となった南部地域には未だ、戦没者の遺骨が土砂に埋もれ、眠っています。

その土砂を埋め立てに使わないでほしい、という陳情が、今議会に249筆の署名とともに市民から提出されたのですが、「内容が市議会で審議するには相応しくない」との議会運営委員会の決定で、「参考配布」取扱いになりました。

「参考配布」とは議員に配布されるだけでおしまい。ということです。

それで終わらせてはいけない、という市民の思いを汲み、後藤ゆう子が「沖縄戦没者の遺骨を含む土砂を埋め立てに使用しないことを求める意見書」を提出しました。この内容に賛同した市議たちからの賛成討論もありましたが、結果は・・・自公の反対で否決となりました。

同様の陳情書を可決している自治体も多く、また議会の意見書として決議されている自治体もしかり。なぜ西東京市議会が陳情として扱わなかったのか、意見書としてさえも決議されなかったのか、全く理解が出来ません。一体どうなっているのでしょう。

反対された議員お1人お1人に聞いて回りたい。「本当にこれでいいのですか」と。